アイスクリーム好きなら一度は聞いたことがあるコールド・ストーン・クリーマリー。
注文すると、冷たい石の上で店員さんが歌いながらアイスを混ぜてくれるというパフォーマンスが話題で、一時は「行列のできるアイス屋さん」として大人気でした。
しかし近年、「あれ?見かけなくなったかも…」「気づいたら閉店してた!」と感じる人もいるのではないでしょうか?

私は思ってました!
実際、店舗数は年々減少しており、「日本撤退なのでは?」という声も上がっているほどです。
そこで今回はコールド・ストーンが閉店する理由を5つ調べてみました。
以前は大ブームになったコールド・ストーンを深掘りしてきます。
それではどうぞ!
コールド・ストーン・クリーマリー閉店の理由5つとは?
コールド・ストーンの閉店を5つ考えてみました。
理由①コロナ禍による売上激減
まず大きな要因として挙げられるのが、新型コロナウイルスの影響です。
コールド・ストーンはショッピングモールや大型駅ビル、空港など「人の多い場所」に店舗を展開していました。
ところが2020年以降、外出自粛や旅行控えが多くなりました。



ステイホームの時代ですね
商業施設の営業時間短縮などが重なり、来店客が大幅に減少。
当時、多くの飲食店がテイクアウトやデリバリーに切り替える中、コールド・ストーンはそのスタイルをうまく活かせなかったのも痛手だったようです。
理由②価格の高さでリピートしづらい
コールド・ストーンのアイスは、トッピングを自由に選べるカスタム形式で、見た目もかわいく豪華です。
価格帯はやや高めで、1つ700円〜1000円ほどする商品も少なくありません。
最初は話題性もあり、「ちょっと高いけど食べてみたい!」というお客さんが多かった模様。



何度も通うには負担が大きいと感じますね。
最近ではコンビニスイーツやスーパーアイスのクオリティも上がっており、「安くて美味しい」が当たり前になっています。
それに物価高も重なりコスパ重視に拍車がかかった消費者の心をつかみきれませんでした。
理由③日本市場との相性が難しかった?
コールド・ストーンの本場アメリカでは、スタッフが陽気に歌いながらアイスを作るスタイルが人気です。
日本ではこれが「ちょっと恥ずかしい…」と感じる人も多かったようです。
SNSでは「盛り上がってるのは店員さんだけ」「歌うのを断ったら少し気まずかった」などの声も。
つまり、日本人の文化や気質に完全にマッチしていたとは言えないのかもしれませんね。
リピート率の低さや店舗の収益に影響していたと考えられます。
一度話題になっても、「定着」しないままブームが過ぎてしまうのは日本市場ではよくあるケースですね。
理由④スタッフ育成と人手不足のダブルパンチ
コールド・ストーンの特徴は、「接客+歌+パフォーマンス+手作りアイス」という複雑なオペレーションにあります。
このスタイルを維持するには、丁寧なトレーニングと接客スキルが必要で、スタッフの質が店舗の印象を大きく左右します。
しかし、近年は飲食業界全体が深刻な人手不足。
時給や待遇の面でも、他の仕事と比べて魅力的に見えにくい部分があったのかもしれません。
結果として、パフォーマンスの質が安定せず、口コミ評価もばらつきが出るように。
来店数にも影響したようです。
理由⑤出店戦略の見直しと再構築中?
実は、コールド・ストーンは「完全撤退」したわけではありません。
2025年現在も、国内に数店舗が営業中です。
つまり、売上の低い店舗は閉店し、採算が取れるエリアに集中する「選択と集中」の戦略に切り替えている可能性があります。
また、過去には「ポップアップストア(期間限定店)」として百貨店やイベント会場に出店していたことも。
新しい形での再登場も考えられます。
さらに、オンライン販売やコラボ商品の開発など、「リアル店舗以外の展開」を進める準備をしている可能性もあります。
実際に楽天市場などでは、コールド・ストーン監修のカップアイスが販売されていることがあります。
まとめ
今回は「コールド・ストーン・クリーマリー」が閉店する理由を5つ調べてみました。
1. コロナの影響で客足が激減し立て直せなかった
2. 商品価格がやや高めでリピートしづらい
3. 日本市場の文化とスタイルが合わなかった
4. スタッフの確保・育成が難しかった
5. 出店戦略を見直し、再構築中の可能性
「もう食べられないのかな…」と思った方、ご安心ください。
現在も営業中の店舗はありますし、今後また違った形で私たちの前に戻ってくる可能性もゼロではありません。
近くにコールドストーンのお店が無くてもネットで購入できます!
新しくパワーアップして戻ってきてくれることを楽しみに待ってます。
この記事を最後までご覧いただきありがとうございました。
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