ベネトンが日本から撤退するというニュースが飛び込んできました!
なんだかさみしい気持ちになるね。
ベネトンといえばイタリアのファッションブランドで主に1980年代から1990年代に大人気でした。
どうして日本から撤退するのでしょうか?
気になったので理由を調べてみました。
それではどうぞー
なぜベネトンが日本から撤退するの?5つの理由を調査!
ベネトンは2024年7月に大阪の大丸心斎橋店を閉店しています。
それからは実店舗はなく、オンラインストアのみの展開でした。
その後2024年10月23日に日本撤退を発表。
2024年10月25日現在はオンラインストアにアクセスはできます。
しかしカテゴリーを選択しても「商品の該当がありません」と表示され購入はできません。
1. 日本トレンドの変化についていけなかった
日本のトレンドの変化は目まぐるしいですよね。
ベネトンが主力としてきたカジュアルで鮮やかなデザイン。
80年代90年代は多くの若者に受け入れられました。
ですが今のトレンドはシンプルでミニマルなデザインです。
特にユニクロ、無印良品、ZARAといったシンプルでベーシックなデザインを提供するブランドが台頭ししています。
多くの消費者が日常的に手に取りやすい価格帯と実用的なデザインを求めています。
その結果、ベネトンが日本市場でシェアを拡大することが難しくなったようです。
2. 価格競争での苦戦
ベネトンはデザイン性や品質にこだわる一方で、比較的高価格帯のブランドです。
しかし、日本市場においては価格競争が激しいです。
特にファストファッションブランドが手頃な価格で高品質なアイテムがたくさんあります。
安くて可愛い洋服はたくさんあるもんね。
ベネトンの価格帯では他のブランドとの競合に対抗することが難しくなったようです。
3. デジタルシフトの遅れ
現代のファッション業界ではオンラインショッピングの普及が進んでいます。
ベネトンはこのデジタルシフトにおいて他ブランドに遅れをとっていたのかもしれません。
日本では多くのユーザーがオンラインで買い物をするようになりました。
今はデジタルマーケティングを強化するブランドが成功しています。
今はみんなネットで買い物をするよね。
確かに私も買い物はネットばかり。
しかし、ベネトンのオンライン展開やデジタルプロモーションは他ブランドに比べて限定的でした。
特に若い客層にリーチする機会を逃していた可能性があります。
4. ブランドイメージが停滞したから
ベネトンは全盛期に「カラフルな世界」を象徴するブランドとして周知されていました。
色鮮やかなアイテムと多様性を重視した広告で注目を集めてきました。
現在では、そのイメージが80年代90年代を代表しているのかもしれませんね。
圧倒的な人気で80年代90年代を代表するブランドになったゆえの葛藤ですね。
他のブランドは独自のメッセージで市場に新しいイメージを提案しています。
ベネトンのブランドイメージは停滞しており、若い世代の支持を集めることが難しくなっていました。
現代のトレンドに合わせた新しいブランド価値を打ち出すことができなかった点。
これは撤退の一因と言えるでしょうね。
5. ヨーロッパやアメリカの基盤を強化するつもりだから
ベネトンの撤退には、グローバルでの経営戦略の見直しも関係しています。
近年、ベネトンは他の主要市場での再構築を進めています。
再出発だねー
日本を含むアジア市場における運営コストが高まる中、収益性が不十分な地域から撤退しコストを削減。
ヨーロッパやアメリカでの基盤を強化する動きが見られます。
コロナ禍以降、事業の再編が急速に進んでいました。
こうした全体的な戦略の一環として、日本市場からの撤退が決断されたと考えられますね。
まとめ
今回はベネトンが日本から撤退する理由を調べてみました。
今は安くて可愛い商品を簡単にネットで買い物できることが当たり前になった時代です。
80年代90年代のイメージが強く、ネットのニーズを上手に拾えなかったこと。
新しいイメージの提案が上手く伝えられなかったことなどが挙げられますね。
今後はヨーロッパやアメリカで再構築をおこなうようです。
今後勢いを取り戻し再び日本に戻ってきてくれることを楽しみにしています!
この記事を最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント