12月の夜空を彩る「ふたご座流星群」は、三大流星群の一つとして毎年多くの人に親しまれています。
2024年も美しい流れ星を楽しむことができそうです!
とてもロマンチックだねー
この記事で調べた、福岡でふたご座流星群についてわかることはこちら。
- おすすめな穴場の観測スポット
- 極大時間
- 観測のコツ
上記を分かりやすくご紹介します。
それではどうぞ!
福岡でふたご座流星群が見られる穴場スポットは?
ふたご座流星群を見られるおすすめの穴場スポットをご紹介します。
平尾台
北九州市小倉南区に位置する平尾台。
日本三大カルストの一つとして知られる壮大な自然が広がる台地です。
千仏鍾乳洞や目白洞、牡鹿洞などが点在するこのエリアは、星空観察にも絶好のスポット。
この場所の魅力は人工の光がほとんどないこと。
空気が澄んだ夜には360度の大パノラマで満天の星空を堪能できるのです。
ふたご座流星群を楽しむには理想的な条件が揃っています。
平尾台で特におすすめの穴場スポット3選!
1.吹上峠駐車場
トイレが完備されているのが嬉しいです。
南西方向に木がありますが視界は比較的開けていて観察に向いています。
2.見晴台
とてもおすすめな穴場スポット。
車が2~3台停められるスペースがあり、360度クリアな視界が広がります。
3.茶ヶ床園地
トイレが完備されていて安心です。
駐車場からの移動が必要になるため、観察用の荷物を持ち運ぶ場合には少し不便かもしれません。
人工光もほぼなく、星空観察には最適な環境が整っています。
アクセスには、峠道が狭く曲がりくねっているため、安全運転が必須。
現地は非常に暗いため懐中電灯やヘッドライトを用意し、複数人で訪れると安心です。
キャンプやグランピングも楽しめるこの場所で、焚き火を囲みながら星空を眺めたり、温かい飲み物を片手に語り合ったりするのも特別な思い出になりますね。
平尾台の雄大な自然と、夜空に描かれる流星群のアートを存分に楽しんでみてください。
福岡でふたご座流星群が見られるおすすめスポットは?
福岡には星を見るのにぴったりなスポットがたくさんあります!
空気が澄んでいて、周りが暗い場所が特におすすめです。
星野村 星のふるさと公園
八女市に位置する星野村は、福岡県内でも屈指の星空観測スポットとして知られています。
この地域は、空気が澄んでいて人工光が少ないため、夜空を眺めるには絶好の環境です。
星のふるさと公園の象徴とも言えるのが、九州最大級の100cmと60cmの反射望遠鏡を備えた天文台。
この天文台では、ふたご座流星群をはじめとするさまざまな天体ショーを間近で楽しむことができ、多くの星空ファンが訪れる人気の場所となっています。
12月14日は22:00からふたご座流星群特別観望会というイベントがあります。
21:30から「星の降る広場」にはイベント参加者以外は入場できません!
もし星のふるさと公園でふたご座流星群を観るならイベントに参加するのもおススメ。
大人1,000円でホットドリンクも付いてきます。
先着順なのでお早めに!
申し込みはこちらから
まるで宇宙とつながっているかのような感覚を味わえる特別なスポットです。
米の山展望台
糟屋郡篠栗町に位置する米の山展望台。
標高594mという高さを誇り、福岡の街並みを一望できる絶景スポットとして知られています。
この展望台は、昼間には青々とした自然や遠くに広がる山々を楽しむことができ、夜には博多湾や福岡市内の煌びやかな夜景が広がる、まさに「昼夜問わず楽しめる場所」です。
特に夜になると、街の灯りと頭上に広がる星空が見事に調和し、ロマンチックで幻想的な雰囲気が漂います。
まさに絶景です。
流星観測や夜景撮影を目的とした多くの人々が訪れる人気の観測スポットとなっています。
篠栗側から登ると上まで道が続きますが、山道が細いので要注意!
流星群の観測を兼ねて訪れてみてはいかがでしょうか?
ふたご座流星群の極大時間や方角は?
ふたご座流星群を全力で楽しむための事前準備として極大時間や方角をチェックしておきましょう。
極大(きょくだい)はいつ?
ふたご座流星群の極大は、2024年12月14日(土)の午前10時頃と予想されています。
この時間帯が流星群の活動が最も活発になるタイミング。
空が暗ければ、数多くの流れ星が夜空を駆け抜ける美しい光景が見られることでしょう。
今年の観測条件はやや厳しいとされています。
というのも、14日の夜には満月に近い明るい月が一晩中空を照らし続けるそうです。
そのため空全体が明るくなり、暗い流星が月明かりにかき消されてしまう可能性があるからです。
例年に比べて観察できる流れ星の数は少なくなるかもしれません。
とはいえ、ふたご座流星群は明るい流星が多いことでも有名。
月明かりの影響を受けながらも、輝く流星が夜空を横切る様子を十分に楽しむことができるはずです。
特に、空が広く見渡せる場所で観察することで、月の明るさを少しでも避け、流星群の魅力を堪能するチャンスが広がるでしょう。
観測を楽しむコツとしては、月がある方向とは反対側の空を見ること。
また、視界を広く取ることで、放射点から広がる流星をより多くキャッチすることができます。
明るい月明かりの中でも、流れ星を見つけるワクワク感や天体ショーの神秘をぜひ体験してみてください。
見頃となる時間帯は?
最も多くの流星が見られるのは、12月13日夜~14日明け方にかけてです。
特に12月14日0時~明け方5時がピークの時間帯
1時間に30~40個ほどの流星が見られるかもしれません。
その他の観測可能な時間帯はこちら。
- 12月12日夜 夜中の3時~5時頃、1時間に約20個の流星が見られるかも
- 12月14日夜~15日明け方 1時間に約10~15個程度の流星が観測できそう
方角はどこを見る?
流星は「ふたご座」という星座の近く、特にふたご座のカストル付近にある放射点から飛び出してくるように見えるのが特徴です。
この放射点は夜空を観察する際の目安となります。
実際には流星は空全体に広がるように現れるため、特定の一点だけを見る必要はありません。
むしろ、夜空全体を見渡すようにして観察するのがポイントです。
例えば、リクライニングチェアや地面にレジャーシートを敷いて寝転ぶと、首や肩への負担も少なく、リラックスした状態で観測を楽しむことができます。
また、流星は1つ1つが短い時間でスッと流れていきます。
タイミングを逃さないように広い視野を保ちながら観察を続けることが大事だよー
目が暗闇に慣れるまで少し時間がかかるため、最低でも15分~20分は夜空を見続けるようにしましょう。
ふたご座流星群は明るい流星も多いです。
街の明かりや月明かりが多少影響していても、その美しい光の軌跡を捉えられる可能性があります。
広大な夜空に目を向けて、どこに現れるかわからない神秘的な流れ星をじっくりと追いかけてみてください。
ふたご座流星群の上手な見方や対策は?
ふたご座流星群を上手に観測する方法や防寒対策などをチェックして万全の体制にしておきましょう。
月明かりの影響を避けるコツ
満月に近い月明かりが流星観測の妨げとなる場合は、できるだけ月のある方向とは反対側の空を観察するようにするのがポイントです。
月明かりは空全体を明るくするので視線を月から遠ざけましょう。
わずかでも暗い部分を探し出し、流れ星を見つけやすくなります。
空の低い部分は月明かりの影響が比較的少なく、流星の光を捉えやすくなる可能性があります。
特に、月の輝きが強い夜には低い部分の空から星が良く見えるかも。
また、観察中は目を暗闇に慣らすことも大切です。
月が明るいと視界が白っぽく感じられることがあります。
15分ほど観察を続けることで目が暗さに順応し、流星を見つけやすくなります。
それでも流星を見逃すことがあるかもしれません。
ふたご座流星群は放射点から全方向に流星が飛び出す特性があります。
空全体をゆったりと見渡す心構えで観察を楽しんでみてください。
満月があっても、明るい流星が夜空を横切る瞬間に出会えるはずですよ。
観察に必要な準備
寒い冬の夜なので、しっかり防寒対策をしましょう。
暖かい服装やブランケット、ホットドリンクがあると安心です。
また、地面に寝転ぶ場合はレジャーシートや寝袋、背もたれがある椅子が便利です。
目が暗さに慣れるまで15分ほどかかります。
スマホなど明るいものはなるべく使わないようにしましょう。
光はスマホよりもランタンのほうが便利ですよ。
観測マナー
観測スポットでは静かに過ごし、ゴミを持ち帰るなどマナーを守って楽しみましょう。
また、観測場所に向かう際には暗い道での事故に注意し、周囲の安全を確保してください。
まとめ
2024年のふたご座流星群は、12月13日夜から14日明け方が見頃となりそうです。
福岡では、星野村、米の山展望台 穴場スポットがある平尾台がおすすめです。
今年は満月の影響で暗い流星は見えにくくなる可能性があります。
しかししし座流星群は明るい流星が多いのでぜひ挑戦してみてください!
星空を眺めながら、冬の夜のロマンを楽しんでみてはいかがでしょうか?
観測の際は防寒対策をしっかりして、安全に楽しんでくださいね!
この記事を最後までご覧いただきありがとうございました。
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