冬の夜空を彩る「ふたご座流星群」が、今年も見られる季節がやってきました!
ふたご座流星群は、毎年12月に見られる流星群の中でも特に有名で、冬の寒い夜に空を見上げるとたくさんの流れ星が観察できます。
2024年は12月12日から15日までの間が観察のチャンスです!
今回は下記について、わかりやすくご紹介します。
- 北海道でのおすすめ観測スポット
- 極大時間
- 方角
- 観察時の注意点
冬の北海道で最高の星空体験を楽しんでみませんか?
それではどうぞ!
北海道でふたご座流星群のおすすめスポットは?
北海道は広大な自然が広がっており、都市部を離れると空が暗く、流星群を観察するのにぴったりな場所がたくさんあります。
その中でも特におすすめの観測スポットを3つご紹介します!
1. マイルドセブンの丘(美瑛町)
マイルドセブンの丘は、美瑛町を代表する絶景スポット。
丘に立ち並ぶカラマツの木々がシルエットとなり、星空の美しさを引き立てます。
周囲に光害(人工の明かり)が少なく、暗い空が広がっているため、ふたご座流星群を観測するのに最適な場所です。
- 住所:北海道美瑛町美田
- アクセス:JR美瑛駅から車で約10分
- 駐車場:道沿いに駐車スペースあり
- 問い合わせ:美瑛町観光協会(0166-92-4378)
2. 満天の星の丘(士別市)
名前の通り、「満天の星」が見える丘として有名なスポットです。
士別市に位置し、車でアクセスしやすい場所にあります。
冬場は空気が澄んでおり、星がくっきり見えるため、流星群観察にはぴったりです。
- 住所:北海道士別市西士別町学田
- アクセス:JR士別駅から車で約15分
- 駐車場:無料駐車場あり
- 問い合わせ:士別市役所(0165-23-3121)
3. 美幌峠(びほろとうげ)
美幌峠は、広大な空と遠くまで見渡せる絶景が魅力のスポットです。
峠から見上げる星空はまさに圧巻!
ふたご座流星群の観察にも最適で、道東エリアで流星群を楽しみたい方におすすめです。
ただし、夜間は特に冷え込むので、防寒対策は万全に。
- 住所:北海道川上郡弟子屈町屈斜路
- アクセス:釧網本線摩周駅より車で約35分
- 駐車場:無料駐車場あり
- 問い合わせ:0152-73-1111
ふたご座流星群の極大時間や方角は?
2024年の極大時間は?
ふたご座流星群が最も活発になる「極大時間」は、12月14日午前10時頃と予想されています。
しかし、この時間帯は昼間なので、実際に観測できるのはその前後の夜になります。
北海道での観測に適した時間帯は?
12月13日夜~14日明け方
この時間帯が、2024年で最も流星が多く見られると予想されています。
特に、14日午前3時~5時には1時間に約40個もの流星が観察できる可能性があります。
12月12日夜~13日明け方
極大の前夜も見逃せません!
深夜から早朝にかけて、1時間に約20個ほどの流星が見られると言われています。
12月14日夜~15日明け方
極大を過ぎた後でも流星群は観察可能です。
21時頃から明け方まで、1時間に約10~15個の流星が見られるチャンスがあります。
観測する方角はどっち?
ふたご座流星群は、空のどこにでも現れる可能性があります。
ふたご座を中心に流星が放射状に流れるため、方角にこだわる必要はありません。
ただし、2024年は満月が近く月明かりが強くなります。
ふたご座流星群の上手な見方や対策は?
それではふたご座流星群の上手な見方や対策を確認しておきましょう。
ふたご座流星群の上手な見方は?
ふたご座流星群の上手な見方は3つあります。
1.広い視界を確保する
空全体を見渡せる場所を選びましょう。
放射点(ふたご座)がある方向だけでなく、空全体を眺めるのがポイントです。
2.暗さに目を慣らす
流星を見るには、目が暗闇に慣れるまで15分ほど時間が必要です。
スマホやライトは極力使わないようにしましょう。
3.月明かりを避ける
月がある方角を背にするか、月明かりを遮るものがある場所を選ぶと、より暗い空が確保できます。
ふたご座流星群を見るときの対策は?
ふたご座流星群を見ることに集中できるように事前にしっかりと対策をしておきましょう!
1.寒さ対策は必須!
北海道の12月は非常に寒いので、防寒対策は絶対に必要です。
以下のアイテムを準備して、暖かく快適に観察しましょう。
- ダウンジャケットや厚手のコート
- マフラー、帽子、手袋
- カイロ
- 厚手の靴下やブーツ
- 温かい飲み物を入れたポット
2.観察の姿勢を工夫する
長時間空を見上げるため、楽な姿勢をとることが大切です。
- レジャーシートを敷いて寝転ぶ
- リクライニングチェアに座る
3.安全第一で観察を!
観測場所は暗く、足元が見えづらいことがあります。
観察場所へ向かう際は十分に注意し、交通ルールや周囲のマナーを守りましょう。
まとめ
2024年のふたご座流星群は、12月13日夜~14日明け方が観測のベストタイミング!
北海道の広大な空と暗い環境は、流星群を観察するのに最適な条件です。
美瑛の「マイルドセブンの丘」や士別の「満天の星の丘」さらには「美幌峠」など光害の少ない場所で流れ星を楽しみましょう。
月明かりの影響を避けつつ防寒対策をしっかりして観察すれば、きっと忘れられない冬の思い出になるはずです!
流れ星を見つけたら、素敵な願い事を忘れずに!
この記事を最後までご覧いただきありがとうございました。
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