イバン・エスピノーサはどんな人？報酬カットやGT-Rの復活ある？

日産自動車の新社長に就任したイバン・エスピノーサ氏。

経営再建を担う人物として注目されていますが、彼はどんな人物なのでしょうか？

また、報酬カットやGT-R復活の可能性についても気になります。

そこで今回はこちらを調べてみました！

イバン・エスピノーサはどんな人？

イバン・エスピノーサ氏は1978年生まれのメキシコ出身。

モンテレイ工科大学を卒業後、自動車市場調査会社「JATOダイナミクス」でキャリアをスタートさせました。

2003年にメキシコ日産に入社し、商品企画や市場調査の分野で経験を積みました。

その後、タイ日産のマーケティングダイレクターを経て、2018年には常務執行役員に就任し、グローバルな商品戦略を担当。

2025年3月、日産自動車の社長に就任しました。

特にメキシコ日産での成功経験があり、中南米市場では大きな実績を残しています。

日産は東南アジア市場では戦略が失敗しましたが、中南米では好調なため、エスピノーサ氏の経験が再建に活かされることが期待されています。

イバン・エスピノーサ氏はどうやってメキシコ日産を成功させた？

1. メキシコに合った車を売った！

メキシコでは、手ごろな価格で燃費が良く、頑丈な車が人気です。
エスピノーサ氏は、メキシコの人たちが求める「日産ヴァーサ」や「日産マーチ」などのコンパクトカーやSUVを中心に販売しました。
この戦略が当たり、日産はメキシコで長年トップの売上を誇るようになりました！

2. メキシコで作って、コストを安くした！

日産はメキシコに大きな工場を持っています。
エスピノーサ氏は、現地でたくさんの車を作り、コストを抑える作戦を取りました。
そのおかげで、メキシコ国内だけでなく、アメリカや他の国へも安く車を輸出できるようになりました。

3. 販売店とサービスを強化した！

メキシコのあちこちに日産の販売店を増やし、修理や点検のサービスも充実させました。
さらに、タクシーやレンタカー会社にもたくさん車を売り、大きな売上を出しました。
これが、メキシコ日産が長くトップを取れる理由のひとつです。

4. 未来のために電気自動車も推進！

メキシコではEV（電気自動車）の充電設備が少ないため、エスピノーサ氏は、燃費の良いガソリン車やハイブリッド車を中心に展開しました。
同時に、日産リーフ（EV）も売り、少しずつ電動化の流れを作ろうとしました。

イバン・エスピノーサは報酬カットをする？

現時点では、エスピノーサ氏の報酬カットに関する公式発表はありません。

しかし、日産は2025年3月期に800億円の赤字を見込んでおり、経営再建に向けたコスト削減が求められています。

新体制では、役員の数を11人から8人に削減し、経営陣をスリム化。

さらに、執行職の人数も2割削減する予定です。

ただし、一部の取締役が高額報酬を維持するのではないかという声もあります。

ネットの声

• 「内田誠氏と坂本秀行氏は6月の株主総会まで取締役を継続？甘すぎる。」
• 「退任したのに取締役として残り、高額報酬をもらう気か？」
• 「本当に経営を立て直すなら、60人以上いる社外取締役を10人まで減らすべき！」
• 「従業員をリストラする前に、トップの給料と報酬をカットしないと納得できない。」

従業員へのリストラが進む中で、経営陣の報酬削減が行われなければ、反発が強まる可能性があります。

イバン・エスピノーサはGT-Rを復活させる？

GT-Rは日産を代表するスポーツカーです。

現時点では2025年の夏で生産をストップする予定です。

しかしエスピノーサ氏は商品企画の専門家であり、新しい電動スポーツカーの開発を進める可能性もあります。

また、開発担当トップには赤石永一氏が就任。

赤石氏はEV（電気自動車）開発に関与しており、EV版GT-Rの登場が期待されています。

「スカイライン」などの象徴的なモデルも含め、日産のスポーツカー戦略がどうなるのか、今後の発表が待たれますね。

まとめ

イバン・エスピノーサ氏は、メキシコ日産での実績を持つ経営者であり、2025年3月に日産の新社長に就任しました。

新経営体制では、役員数の削減などスリム化が進められていますが、一部の取締役が高額報酬を維持する可能性が指摘されています。

報酬カットの実施やGT-Rの復活については未発表です。

車愛好家であるエスピノーサ氏の判断が今後の注目ポイントです。

日産が本当の意味で再建できるのか、引き続き動向を追っていきましょう。

この記事を最後までご覧いただきありがとうございました。